“give a call”や”have a look”など「基本動詞+名詞」が英会話に役立つ理由は!
日本で勉強する英会話と実際に海外で使われている
自然な英会話は実際に違ったりします。
間違いではないけれど、英会話をスムースに
するために、ネイティブは、難しい英単語をつかって
いるわけではないけれど、文の構成が違ったり
します。
そのひとつが、動詞+名詞の構成です。
Contents
基本動詞の重要性
日常会話では簡単な基本動詞が大活躍します。
have、make、take、get、do、give、put、go…など
誰もが知っている簡単な動詞がとてもよく使われます。
そして、それらの基本動詞を使った【動詞+名詞】という
パターンが会話にはとてもよく登場します。
ネイティブがよく使う【基本動詞+名詞】は
【基本動詞+名詞】のパターンとはどういうことかと言うと
動詞1つで表せることをわざわざ【動詞+名詞】で表現する
ということです。
“have a look at” “give you a call”などの例
動詞を使って言えてしまうところを、敢えて【基本の動詞+名詞】
にするパターンが口語ではとてもよく使われています。
have a look”、”give you a call”、”have a chat”
例えば、”look” という動詞。”look at 〜” などという使い方を
しますが、これも敢えて “look” を名詞で使った表現も
頻繁に使われます。
I’ll have a look at it later.
これは、日本では一般的に
“I’ll look at it later.”とも言えますが、上のように
“have a look” を使うことがとても多いです。
“have a look” にすると「ちょっと見る」というニュアンスにも
なるので「ちょっと見せてもらってもいい?」
となどと言うニュアンスは “Can I look at your phone?” よりも、
Can I have a look at your phone?
の方が断然よく使われます。
“call”も頻繁にでてくる例のひとつです。
call を動詞して使うよりも名詞でつかったほうが
使い方も広がってきます。
「電話をする」も、このパターンの典型的な例です。
”I’ll call you tomorrow.” とも言いますが、”call” を名詞で使って、
I’ll give you a call tomorrow.
明日電話するね
もよく使われる英会話です。
むしろこっちのほうが自然な英会話です。
“chat” もそうです。「おしゃべりする」も “chat” という
動詞があるにも関わらず “have a chat” がよく使われます。
Just had a chat with a friend and he said 〜.
友達とちょっと話したんだけど、彼が〜って言ったんだ
また「歩く(散歩する)」も動詞の “walk” に代わって
“take a walk” や “go for a walk” が会話にはよく登場します。
例えば “try” は「試す」という意味がありますが
誰かに「それ、試しにやってみなよ(やってみたら?)」と言う時に
“Try it!” と言うこともできますが、会話では “try” を名詞で使って、
Give it a try!と言うことがネイティブにとっては
自然な使い方です。
基本動詞+名詞の例は
do the job(仕事をする)
do the copy(コピーする)
do the research(調査をする)
do the accounts(帳簿を付ける)
do business with 〜(〜とビジネスする、取引する)
「do +some+名詞」:物事(名詞)を(ある程度)する、やる
do some discussion(議論をする)
do some analysis(分析する)
do some overtime(残業する)
「make+名詞」:〜する
make a change(変更を加える、修正する)
make a calculation(計算する)
make cutbacks(削減する)
make a deal(取引をする)
make an investment(投資する)
make a profit/loss(利益/損失を出す)
make a difference(違いが生じる、効果がある)
take+名詞」:〜する
take action(行動する、取りかかる)
take a risk(リスクを負う、危険を冒す)
take a day off(休みを取る)
take notes(メモを取る)
take a look(見てみる、注意して見る)
take one’s place(〜に取って代わる)
take an offer(申し出に応じる、受け入れる)
come+to+名詞」:〜になる・達する
come to a decision(決定に至る)
come to a conclusion(結論に至る、結論に達する)
come to a compromise(妥協に至る)
come to an agreement(合意に達する)
come to an end(終わる)
come to a standstill(行き詰まる)
come to the point(本題に入る、要点に触れる)
come to mind(思い浮かぶ)
「基本動詞+名詞」のメリットは
基本的に意味はほとんど変わりません。
でも、”give you a call” のように「動詞+名詞」にすると
リズムが良かったり、一回の動作ということを表せたり、
形容詞を間にはさんで色んなパターンが作れることです。
「彼と何時間もおしゃべりした」を動詞の “chat” を使って文章に
すると “I chatted with him for hours.” などと言えますが、
”chat” を名詞で使うと、I had a long chat with her.
と簡単になるし、自然な言い回しになります。
他にも、”sleep” という単語は動詞も名詞も “sleep” ですよね。
「昨晩はぐっすり寝れた?」を英語にすると、
日本人は一般的に「Did you sleep well last night?」
と言いますが、
「Did you have a good sleep last night?」
となります。
では「押す」の “push” の場合は
「強く押して」は “Push it hard.” よりも、
Give it a good push.
もよく使われます。
これらの単語を動詞で使う場合には副詞で修飾するので、副詞の
単語を思い出せなかったりしますが、名詞で使う場合には形容詞で修飾できる
メリットがあります。一番簡単な形容詞”good” を入れるだけの場合も
あります。
”cuddle”(抱きしめる」 もgive+名詞としてつかった
ほうが自然です。
参照:
まとめ
今回は、英会話をスムースにするために、ネイティブがよく使用
する「基本動詞+名詞」の構文を調べました。
基本動詞を活用できれば、英会話を流暢にしかも自然に
すすめることができる大きなポイントになると
思われます。