正しい英語の習得方法を提供しています!

鳥飼玖美子(立教大名誉教授)の重要視する英語習得法と出身高校大学は!

鳥飼玖美子氏は立教大学の名誉教授であり

また英語教育に関して数々の本を出版

されています。

いわば、日本の英語学習会のトップと言って

もいい方だと思います。

そして最近では、テレビにも出演され

います。

そこで今回は、鳥飼玖美子氏の英語習得法を

中心に経歴なども調べてみました。

鳥飼玖美子氏の出身高校大学は

全名 鳥飼玖美子

別名 町田玖美子

生誕 1946年3月21日(76歳)

東京

国籍 日本

出身校 上智大学外国語学部

コロンビア大学大学院

サウサンプトン大学大学院

鳥飼氏は東京都出身で、小学校から東洋英和と

私立に通っているお嬢様のようです。

https://twitter.com/nhk_snsenglish/status/1619319884273405957

鳥飼玖美子教授が重視している英語習得法は

鳥飼教授の英語学習に関する考え方が凝縮している

インタビューがあるので紹介します。

日本人は英語が苦手だとよく言われます。その理由として

「学校の先生が悪い」「文法教育が悪い」「文科省が悪い」など、

いつも誰かのせいにされることが多いですが、先生はよく「時間の壁」を指摘されますね。

【鳥飼玖美子(立教大学名誉教授)】はい。端的に言うと、日本の学校教育は他教科も

あるわけですから英語の学習時間が足りないのは当然で、流暢りゅうちょうに

話すことができないのは当たり前です。アメリカ国務省内に連邦職員に任地の言語を

短期間で集中訓練する部門がありますが、その部門では「言語間の距離(類似性)」

によって習得の難易度をつけています。

たとえば同じラテン語から派生したフランス語は英語との距離が近いので、

半年もあれば仕事である程度使いこなせるようになる。ところが日本語は、

英語母語話者から見て“super difficult”という言語グループに分類されています。

【三宅】超難しいと(笑)。

【鳥飼】はい。どれくらい難しいかというと、集中して学んでも2年はかかると。

朝から晩まで集中訓練を1年半くらい受けて、その上、言語文化が違うので

半年程度は留学しないと使えるようにはならないというのです。逆に考えると、

日本人が英語をそれなりに習得するためには1年半、朝から晩までイーオンの

教室で勉強し、さらに半年は英語圏に留学しないといけないということになります。

でも日本人は、そこまでの時間をかけなくてもある程度できるようになっていますよね。

世界中で活躍している日本人をみても、みんな「英語ができない」とブツブツ言いながらも

頑張って英語を使っています。

三宅】それは学校で基礎を身につけたからですよね。

【鳥飼】はい。基礎があるからこそ、大人になって必要に迫られたときにすぐに

使えるようになるのです。だから日本人はもっと自信をもったほうがいいと思います。

【三宅】鳥飼先生も高校時代に10カ月アメリカに留学されていますね。それもやはり留学前に

相当勉強されたのですか?

【鳥飼】いろいろな学習法を試しました。私が応募したAFS(American Field Service)

という留学プログラムに選ばれるためには、学校長と英語教員の推薦状が必要で、

さらに教育委員会による筆記試験と面接もあったので、英語の勉強にはかなりの時間を

割きました。私の英語の基礎はそのときに身についたので、選考基準が厳しかったのは

結果的に良かったと思います。最近の若い人に多い「留学をすれば英語が身につく」という

考えは正直いって甘い。それではうろうろしている間に終わってしまいます。

【鳥飼】たしかに先立つものは単語ですよね。ではどれくらいの量が必要かというと、

いま中高で習う語彙は3000語で、2020年以降、小学校で英語教科がはじまると

5000語程度に増えます。しかし、語彙研究の第一人者、ポール・ネーション教授によれば、

仕事で使うなら8000語から1万語は最低必要だと言います。それでも教養あるネイティブスピーカーの

語彙力にはかないませんが、8000語以下だと仕事では使えない。

8000語という語彙数は学校では到底教えることはできません。つまり、本人がやる気を出して、

自分で工夫して覚えなければならない。学習者として自律して自分で学習方法を探すしかない。

ではどうしたら語彙が増えるかというと、まず丸暗記は駄目です。苦しいばかり

でいやになります。

鳥飼】そうなんです。私はやはり読むことだと思います。いい英文をたくさん読む。

声に出して読む。そしてそれを使ってみることです。語彙にも読んだり聞いたりしてわかる

「受容語彙」と、書いたり話したりに使える「産出語彙」がありますし、一つの単語だけで

意味を持つ「内容語」と、冠詞や接続詞など文法的働きを持つ「機能語」があります。

単語の組み合わせで新しい意味が生まれたりもします。一筋縄ではいかないので、

「使える語彙」を増やしたいなら、読むことで文脈の中で単語や熟語がどう使われて意味を

作っているかを、広く深く学ぶしかないわけです。

日本語の音との違いを見極めることですが、それには音声学・音韻学の知識が必要です。

中高の英語の先生で発音が苦手という人が少なくありません。その原因は教職課程で

英語音声学が必修になっていないからです。ネイティブスピーカーは日本人の発音を聞いて

「違う」ということは言えますが、なぜ自分と同じ発音ができないかという説明ができません。

でも音声学の専門家が教えるとすぐできるようになります。

私はそれをずっと言い続けてきて、いまは一応、英語教職課程のコアカリキュラムに形と

しては入ったのですが、1、2回の授業が少しあるだけ。英語の音の特徴やリズムなどを

学んでおくと特に中学校の先生が自信をもって指導できると思うのです。

【三宅】なるほど。では発音と文法のどちらが大事でしょうか?

【鳥飼】文法ですね。文法さえきちんとしていれば、発音が日本人なまりでも

バカにはされません。「この人は外国人だな」ということがわかって、

むしろゆっくり話してくれたりします。でも文法がめちゃくちゃだと、いくら

発音がよくても「この人は教養がない」と思われて、ビジネスの場では見下されます。

【三宅】みなさんも文法をしっかりやりましょう(笑)。

(出典:PRESIDENT on line)

https://president.jp/articles/-/29914?page=3

まとめ

今回は、日本の英語教育の先駆者といってもいい、鳥飼教授の

英語教育の考え方と経歴について調べてみました。

鳥飼玖美子教授は、現在の日本の英語の基本ができていないのに

スピーキングのほうに走りがちな日本の状況に警鐘をならして

いるようです。英語と日本語は根本的に違う言語であり、習得することは

超難かいであることから、読みと文法を完全するほうが大事であると

説いています。

↓の英語学習も参考にしてみてください。

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プロフィール


Yoshi

英語が苦手だった50代のおじさんが一念発起して英語学習を再開しました。もちろん留学経験とか全くないおじさんが今ではふつうにリスニングや会話ができるようになりました。ちなみにTOEICもこの年で900点を突破しました。このブログではもともと英語が苦手だったおじさんが英語が好きになった過程と教材そして情報を提供しています。

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