使役動詞と知覚動詞の使い分けと受動態にする重要ポイントは!
使役動詞と知覚動詞は英語独自の文法の動詞です。
「~に~させる」という意味で使う動詞を「使役動詞」
と呼び、「~が~するのを見る、感じる」という意味の
ものを「知覚動詞」と呼びます。
どちらも英語の文型で「SVOC」の文型となります。
今回はこの使役動詞と知覚動詞の使い分けとまたそれを
受動態にするポイントを紹介したいと思います。
使役動詞の使い分けは
have 人 動詞の原形
let 人 動詞の原形
make 人 動詞の原形
get 人 to 動詞の原形
have と getの違いは、getは、相手にそれを
させるのに説得などの努力が必要であるという場合に用い
ます。
使役の動詞(補語が過去分詞)
使役動詞のうちhaveとgetは「V+物、事+動詞過去分詞」という
形にして物、事がVされるように人にさせるという意味で
用いることができます。
例文
How much does it cost to have a flat tire repaired?
例文2
I pulled my tooth out today
歯を自分で抜いた。
I had my tooth pulled out today.
歯を抜いてもらった。
get は haveと同じく V+物+過去分詞のかたちをとります。
get は次のようになります。
get + 人+to 動詞原形
get +物+過去分詞
知覚動詞の構造
動作の一部始終を見たり聞いたりする場合は、対象の目的語の後ろに
動詞の原形を置きます。
知覚動詞+O+動詞の原形
進行形
一時的に見たり聞いたりした場合は、対象の目的語の後ろの動詞を -ing形にします。
過去分詞
Being 過去分詞
の構造となります。
例文
I saw a toddler slip and fall off the edge of the vertical cliff.
I saw a flock of birds flying north.
We felt ourselves betrayed by the owner.
I heard my name called.
名前がよばれるのを耳にした
I heard my name being called.
名前が呼ばれているのを耳にした。
使役動詞、知覚動詞の受動態
受動態とは「be動詞+過去分詞」で表され、「~は……される」
という受け身の意味を持つ文章のことを指します。過去分詞とは、
動詞にedをつけた形が基本となりますが、動詞によっては不規則な
形をとることもあります。
使役動詞や知覚動詞を受動態にする場合は、単純
に O Be動詞 過去分詞 にするのではなく
O is 過去分詞 to 動詞原形 とします。
ただしこれができる使役動詞、知覚動詞は
make , see , hear に限られます。
例文
You were seen to enter the building at 11:30.
make O 動詞原形
=>O is made to 動詞原形
hear O 動詞原形
=>O is heard to 動詞原形
see O 動詞原形
=>O is seen to 動詞の原形
letを受動態で表す場合
letは、makeと違って「be動詞+let to不定詞」という形に
することはできません。そのかわりに、be動詞+allowed to不定詞
という形になります。
例文
His child was allowed to play the video game.
まとめ
使役動詞、知覚動詞の構造はTOEICの文法問題
の選択問題のキーとなるひとつです。
TOEICテストは時間との闘いでも
あるので、ポイントをまず抑えて
反応的に問題をこなす練習が必要です。
この基本文型を習得できたら、次にアプリ
を使うと、TOEIC対策と普段使う英会話の両方で役立つと
自分が体験して実感しました。
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