プーチン・バイデン会談のAxios英語記事をチャンクリーディングで解説
英語学習をすすめるうえで、効果的な学習方法として
興味のあるニュースの英語記事を題材にして学習することで
英語力を高めると同時に知識もえることができます。
今回はAxios英語記事の今回おこなわれたウクライナ情勢を
めぐってのプーチン・バイデン会談の詳細をチャンクリーディング
を駆使して解説しみたと思います。
バイデンがプーチンに2つの選択肢を
President Biden and Russian President Vladimir Putin /spoke for 50 minutes
on Thursday, / in what a senior U.S. official characterized/
as a “serious and substantive” phone call setting the parameters/
for high-stakes security talks/ in Europe next month.
Russia has amassed more than 100,000 troops/ on its border with Ukraine, /
raising fears of a large-scale invasion /with devastating consequences for Europe.
バイデン大統領とロシアのプーチン大統領は木曜日に50分間会談し、
米国高官は来月ヨーロッパで行われる安全保障に関する重要な会談
のパラメータを設定する「真剣かつ実質的」な電話会談であったと
評価した。
ロシアはウクライナとの国境に10万人以上の
軍を集結させ、欧州に壊滅的な影響を与える大規模な侵攻の恐れを高めている。
The Biden-Putin phone call/ sets the stage /for U.S.-Russia security talks
on Jan. 10, followed by meetings of the Russia-NATO Council on Jan. 12/
and the Organization for Security/ and Cooperation in Europe (OSCE) on Jan. 13.
The talks come/ as Putin has demanded /that the U.S. and NATO provide legal guarantees
ruling out eastward expansion /or military cooperation with former Soviet states,
including Ukraine.
Speaking to Putin from his home in Delaware,/ Biden laid out “two paths”
that will “really depend on Russia’s actions /in the period ahead,”
according to a senior administration official /who briefed reporters
/on the condition of anonymity.
バイデンとプーチンの電話会談は、1月10日の米露安全保障協議、
1月12日のロシア・NATO理事会、1月13日の欧州安全保障協力機構(OSCE)
の会合に続く舞台装置となる。
プーチン大統領は、米国とNATOに対し、ウクライナを含む旧ソ連諸国と
の東方拡大や軍事協力を排除する法的保証を提供するよう要求しているためだ。
何を言っているのか。バイデン氏はデラウェア州の自宅からプーチン氏に
語りかけ、「二つの道筋」を示したが、匿名を条件に記者団に説明した
政権高官によると、それは「今後一定期間のロシアの行動次第」だという。
Biden laid out "two paths" for the Ukraine crisis in a call with Putin:
1. A "path of diplomacy" leading to de-escalation
2. One "more focused on deterrence," including sanctions and more NATO activity in eastern member states if Russia invades Ukraine https://t.co/Fe9J44Rdr9
— Axios (@axios) December 30, 2021
One is a “path of diplomacy” leading to de-escalation,
while the other was a “path more focused on deterrence” —
including massive sanctions and an increase of NATO activity
in eastern member states /if Russia invades Ukraine, the official said.
“Both leaders acknowledged/ there will likely be areas/
where we could make meaningful progress,/ as well as areas where agreement
may be impossible,” /the official said. “The upcoming talks/
will determine more precisely the contours of each of those categories.”
The Kremlin said in its own readout /
that Putin was “satisfied” with the “constructive” conversation,/
but warned Biden that major sanctions would be a “colossal mistake”/
that could lead to a complete breakdown in relations.
ひとつはデエスカレーションにつながる「外交の道」、もうひとつは
「抑止力により焦点を当てた道」で、ロシアがウクライナに侵攻した場合、
大規模な制裁と東部加盟国でのNATO活動の強化を含むと、同高官は述べた。
「両首脳は、有意義な進展が見込める分野と、合意が不可能な分野があることを
認めている」と同高官は語った。「これからの会談で、それぞれの分野の
輪郭がより正確に決定されるだろう」と述べた。
反対側 クレムリンは独自の読み物で、プーチンは「建設的」な会話に「満足」
しているとしながらも、大規模な制裁は関係の完全な崩壊につながりかねない
「とんでもない間違い」であるとバイデンに警告したと述べた。
“Our president emphasized/ that in this rather difficult situation/
we will behave the way the United States would behave/
if offensive weapons were deployed near American borders,”/
the Kremlin said, according to a translation.
The Kremlin emphasized/ that Putin is seeking “concrete” guarantees/
for Russia’s security in the upcoming talks/ and that success in these negotiations/
could lead to the normalization of U.S.-Russia relations.
The senior Biden official said /that the U.S. will continue/
to consult with European allies ahead of next month’s talks,/
stressing that no decision on Ukraine /will be made/
without Ukraine at the table.
クレムリンは、「わが大統領は、このかなり困難な状況において、攻撃的な兵器
がアメリカの国境付近に配備された場合にアメリカがとるであろう行動を
とることを強調した」と翻訳している。
クレムリンは、プーチンが今度の会談でロシアの安全保障のための
「具体的な」保証を求めており、この交渉の成功が米ロ関係の正常化に
つながる可能性があると強調した。
バイデン高官は、米国は来月の協議に向けて欧州の同盟国と協議を続けると
述べ、ウクライナがテーブルに着かない限り、なにも決まらないだろう
と述べた。
チャンクリーディングで解説すると
スラッシュは以下のところで区切ります。
- カンマ、コロン、セミコロンの後
- 前置詞(in、on、withなど)の直前
- 接続詞(that節、whether節、if、andなど)の直前
- to 不定詞の前
- 疑問詞の前
- 目的語や補語の直前
- 関係詞の直前
- 長い主語の直後
のルールとなります。
このルールをもとに、この英語記事を区切ります。
このやり方で英語の長文読解を実践して
みると、英語を前から理解する習慣が身に付きます。
英語という言語は、日本語とはまったく違い、前から
理解しないと、スピードにもついていけません。
一方、日本語は後ろに結論がある言語なので、
とにかく、英語を英語で理解していく練習を積み重ねる
ことが大事だと思います。
まとめ
今回は、今世界の懸念材料のひとつである
ウクライナ情勢をめぐってのバイデン・プーチン会談
のAxiosの記事をとりあげました。
英語勉強は、興味のある記事やネタを材料に勉強すると
もっと身についていくと思いますので、ぜひ参考して
みてください。
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