CBT方式(英語試験)とは?そのメリットとデメリットとは!
2021年1月には、大学入試センター試験の後継にあたる試験「大学入試共通テスト」
が話題になりました。その中でも最も変わったのが、英語試験の方法です。
英語では、当初は英語民間試験の活用が検討されていましたが、制度の不備から
見送りになりました。ただ延期にはなったものの、従来どおり大学が
独自に加点や出願要件などに利用するケースは多々あります。
そして、グローバル社会において、留学、就職などでの英語力証明として、
これまで以上に英語資格・検定試験のニーズは高まっていくことが予想されます。
CBT方式とは
英語テスト方式にはPBT、CBT、IBTなどの種類がありますが、
CBT方式とは、Computer Based Testing ー コンピューター(パソコン)上で
問題を解く試験方式です。
そして、別の方式として
PBT(ピービーティー):Paper Based Testing
といって紙と鉛筆を使って問題を解く試験方式
IBT(アイビーティー):Internet Based Testing といって
インターネット経由で受ける試験方式があります。
IBT方式はインターネット経由で問題などが送られてきて、解答も
インターネットで経由で送り返すやり方ですが、IBTもコンピューター上で
問題を解くため、広義ではCBTと同じ意味合いになります。
従来のテストは紙のPBT方式が主流でしたが、最近は英語のテストを
はじめ、簿記試験や漢検でもコンピューターで受験するCBT方式が
台頭してきます。
CBTはその特性上、試験会場が比較的コンパクトであること、座席の
両サイドがパーテーションによって区切られていること、前方のコンピューターに
向かって試験を行うことなどから、コロナ対策に適していることから
最近さらに注目を集める要因となっています。また、テストによっては、
自宅で受験できるものもあるので、テレワークの推進やオンライン授業の
導入などで今の時代のニーズに合致し、さらに必要な試験方式と
なっているのです。
CBT方式のメリットは
CBT試験のメリットに次ぎのことがあげられます。
・個人のヘッドセットでテスト音声を聞くことができ、音の大きさも
自分で調整可能なので、よりよい環境でリスニング問題に取り組める。
・ テストによっては、受験後に短期間で結果の確認が可能
となります。
・テストによっては、自宅での受験も可能。(これがいちばん大きいです)
・テストによっては、実施直前まで申し込むことが可能。
・ テストによっては、従来型(紙)の方式よりも多くの試験日程から
受験できるため、自分の都合に合わせやすく、受験機会を増やしやすい。
以上がCBT方式のメリットとなりますが、なんといっても
今の時代に即した受験方式が得られるとこがメリットだと
思います。
CBT方式のデメリットは
・コンピューターの操作に慣れていないと、受験が難しい場合があります
特にライティングのタイピングなどに不慣れな人は不利となります。
・テストによっては、試験会場が限られている。
・PBT(紙のテスト)より受験料が安いわけではない。むしろ紙の試験
より高い場合もあります。
まとめ
現在の時代の流れ、とくにコロナ渦を体験した我々にとって
このCBT方式への流れはますます加速していくことが
考えられますが、まずは対策としては、PCとタイピング
などになれることが必要であると思われす。
スマホやタブレットだけでなく、PCのキーボードに
見なくてもタイピングできるようになることも
必要かと思います。
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