TOEICリーディング(Part7)の時間が足りないことを攻略するには!
TOEICの一番の壁となるのがPart7の
時間配分です。
私も何度も何度も時間が足りなく涙を飲んだ
経験があります。
TOEICの対策といえば、時間対策といっても
いいくらいだと思っています。
そこで、何度も試行錯誤して編み出した
TOEIC part7対策を紹介したいと思います。
part7を全部読む裏ワザとは!
ここのセクションはリーディングですが
TOEICでみんなが壁にぶち当たるのが時間が
足りないことです。
そこで今回はPart7の時間制限を攻略するための
勉強法を紹介したいと思います。
そこで紹介したいのがトップダウンアプローチです。
設問から読むトップダウンアプローチとは
トップダウン・アプローチでは、文章よりも先に設問を読みます。
まずは1つ目の問に目を通し、問題文とキーワードを把握します。
TOEIC Part7では文章と設問の順番が概ね一致します。
そこで例題を出してみたいと思います。
TOEIC リーディングの例題
With the Brexit deadline approaching and breakthroughs
proving elusive, U.K. officials today released a contingency plan
for crashing out of Europe without an exit deal.
Between the lines: The immediate consequences
of a “no-deal Brexit” include possible shortages of
medicine and benefits losses for British pensioners
living in Europe. A bad breakup between the world’s
5th largest economy and a bloc that accounts
for nearly half its trade would also have long-lasting consequences
that stretch across the continent and beyond.
Sebastian Payne, political editorial writer for the Financial Times,
emails from London that negotiations remain deadlocked:
“If no withdrawal agreement is struck before 29 March 2019,
Britain will spill out of the bloc without formal trading arrangements.
It would be forced to move onto basic World Trade Organization terms,
which would introduce tariffs and customs checks overnight.
Both sides expect it would bring immediate administrative
and economic disruption.”
“The May government is upping preparations for such a scenario
— mostly to threaten Brussels that it is prepared
to walk away from the talks if it does not broker a good deal.
The U.K. can prepare as much as it wants for a no-deal Brexit
but critically, it cannot control what the EU would or would not do.”
The bottom line: “The chances there will be no deal
by March are around 50/50 right now. Ultimately, however, a deal
is in everyone’s interests. It would risk so much disruption that nobody
— especially Theresa May — is willing to let it happen. Instead,
if progress is still lacking throughout the fall, the Brexit negotiations
would most likely be extended until a smooth Brexit deal is in sight.”
What they’re saying: U.K. Foreign Secretary Jeremy Hunt,
who campaigned for “remain” during the Brexit battle,
has been warning far and wide of the consequences of “no-deal”
for European relations.
But when I interviewed him on Tuesday evening, he insisted
that the U.K. would be better off outside of Europe
even if no deal is reached.
設問1)
What kind of plan did UK officials release for Brexit?
- Contingency plan
- Economic recovery Plan
- Trade plan
- Military defense plan
設問のキーワードをピックアップしておく
Toeic試験は、とくにリーディングパートは時間との闘い
といっても過言ではありません。そこで例題をつかって
解き方を解説していきます。
まず設問から読むことが原則ですが、そのときにキーワード
を頭に入れておくことで。上記の場合は、設問のなかの
プランとUK Official をキーワードとして頭に入れて
おきながら、長文を読んでいきます。ここではUK Official
の直後にContingency plan という言葉がでてきます。
要するにこれが答えとなり、極端に言えば、全部読まなくて
も解答が得られる問題です。
設問2)
Why would Brexit negotiations be extended?
1.Because the negotiation can not be reached agreement.
2.Because they do not have intention to make agreement.
3.Because British people are against Brexit negotiation.
4.Because UK officials prefer to no deal Brexit
Brexitの締め切りに近づき、突破口が見当たらないなかで、
英国当局者は合意契約なしでEUから撤退することに備えた
緊急プランを発表した。
合意なしのbrexitによってもたらされる直接的な影響は、
医薬品の不足やEUに在住するイギリス人の年金給付の損失に
まで及ぶ可能性がある。世界第5位の経済大国と、世界貿易の
ほぼ半分を占めるブロック経済との間での喧嘩別れは、大陸を
越えて長期的な影響をもたらすだろう。
フィナンシャル・タイムズの政治論説家であるセバスチャン・ペイン
(Sebastian Payne)は、交渉が依然として凍結したままだとロンドンから伝えている。
「2019年3月29日までに離脱協定が打ちださなければ、英国は
正式な取引手続きを取らずに経済ブロックから追い出され、基本的な
世界貿易機関(WTO)の条件に移行し、関税や関税のチェックを
四六時中行うことになるであろう。双方ともにすぐに行政と
経済の混乱を招くだろうと予想している」
“メイ政権は、このようなシナリオに備えて準備を進めている 。
主にもし良い取引ができないのであれば、交渉から立ち去る
準備ができていると脅している。英国は合意なしのBrexitに
必要な出来る限りの準備をすることができるが、しかし、
それはEUが何をするのか、しないのかをコントロールすることはできない。
結論:「3月までに取引が行われない可能性は50/50前後だが、最終的には
誰もが関心を寄せている。そのことは、誰もが、特にメイ首相は望んでいないが、
多くの混乱の危機にさらすえことになるであろう。その代わりに、
秋の間に進歩が不足している場合は、Brexitの交渉は、円滑な取引の見通
しがたつまで延長される可能性が高い」
彼らが言っていること:Brexitの選挙中に “EU残留”ために運動した
英国外相ジェレミー・ハントは、合意なしでのEUとの関係の影響
をかなり幅広く警告してきた。
しかし、私が先週の火曜日の夕方に彼にインタビューしたとき彼は合意なしの
離脱でも欧州の外にいたほうがもっと良いと主張していた。
まとめ~全部読むための攻略
今回は設問が2つなので、
設問1は文章の上部、設問2は文章の下部にヒントがあると
予測を立てられます。
準備ができたらようやく読解をはじめますが、
ここで注意が必要である。多くの方は5行、6行と
文章を一気に読んでから答えようとしますが、これが内容を
忘れる原因となります。
そこでTOEIC Part7では、一度に読むのは1行のみに留める
のがコツです。1行読んだら設問に戻り、内容を覚えているうちに
正誤を判定していきます。
しかし、試験で初見の問題を解く時、文章の一部を読んだだけで、
それを直ちに正解と断定するのは難しく、なかにはひっかけも
あります。文脈を理解することではじめて、該当箇所が
ヒントとして際立ってきます。
なので、解答の目星がついても、ヒントの予測を立てた箇所まで
追加の1行を読んで、改めて正誤を考えることを繰り返して
いくことがコツとなります。