倒置がわかれば英語がわかる!副詞、前置詞倒置例文を最もわかりやすく解説!
倒置法は英語の文法で一番の難所のひとつ
です。倒置法が理解できていないと、英語が
母国語でない、とくに日本語が母国語の我々
にとっては、今まで習った英語文法の語順も
まったくわからなくなり、読解からリスニングまで
わからなくなってしまいます。
そこで、今回は倒置法をわかりやすく、それぞれ
のパターンと例文をつかって解説します。
Contents
英語倒置法 前置詞句+自動詞+主語
例文1
Ahead of the post Soviet republics/ lay
前置詞句 自動詞
/a multitude of conflicts and frictions
主語
arising from profound mutual hatred and hostility.
ソ連崩壊後に生まれた共和国の前途には、相互に根付いた
憎しみと敵意を発端とするたくさんの紛争と摩擦が
待ち構えていた。
例文2
Under his chin was a big mole.
=>A big mole was under his chin.
彼のあごのしたには大きなほくろがあった。
Near the top of the hill stood n old castle.
=>An old castle stood near the top of the hill.
I have tried 99 times and have failed, but on the 100th time came success.
=>I have tried 99 times and have failed, but success came on the 100th time.
「副詞や前置詞」を強調する倒置
これは、「down」や「up」など運動の方向を表す副詞や、
「here」や「there」など場所を表す副詞を強調する倒置です。
前置詞を使った場所を示す「at the park」なども倒置の対象となります。
例文1.Here comes the bus.(バスが来た)
例文2.Up came the ball.(ボールが上がってきた)
例文3.At the park stands a big tree.(大きな木が公園にあります)
しかし、主語が代名詞(YouやSheなど)の場合は、強調したい副詞を前に
置くだけで主語と動詞は倒置しません。
例文「Here she comes.」などがそれにあたります。
So+助動詞+主語
例文1
I forgot to do my homework. So did I
例文2
I don’t smoke. Neither do I.
否定語句+疑問文の倒置法
I entered the kitchen and turned on the electric heater, but
hardly had I switched on the microwave oven
when all the lights went out.
台所にはいって、電気ストーブをつけて、電子レンジ
のつけたとたんにすべての明かりが消えた。
No sooner had he gotten out of the limo than aggressive
reporters rushed in force.
彼がリムジンから降りるや否や強引な記者たちが押し寄せた。
We can make progress in no other way.
=In no other way can we make progress.
他の方法で我々が進歩するのは不可能だ。
If節内の省略+倒置
Should you find our service useful, further information
can be obtained by contacting our office.
=If you should find
弊社のサービスが役立つとなら、さらなる情報を提供します。
目的語+主語+動詞 倒置
That/ I /can’t say.
それは話せません。
What the eye does not see /the heart /does not grieve.
目がみることのないものを心が嘆くことはない。
譲歩構文の倒置
Although SVC
=C+though+S V
I regret to say that, ingenious though your method is,
it can scarcely be regarded as practical.
あなたの方法は創意工夫に富んでいるのだが
though he was being forced to beg for mercy
=being forced as he was to beg for mercy
彼は慈悲をとるように強いられたが
まとめ
倒置文を把握すれば、英語の活用が広がるし、
またネイティブの表現がわかってきます。
否定の表現を含む倒置文など、倒置はネイティブスピーカーも
とてもよく使う表現です。
倒置が使えると伝えたいことを強調できるので、より細かいニュアンスを
伝えることができるのです。
倒置のポイントは、強調したい表現を文頭に持ってきて、主語と動詞を入れ替えるというのが、
倒置の基本となります。
倒置はTOEICの文法でも重要ポイントとなるのでこれを機
に自分のものにしましょう。
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