チャンク(文節)が英語がペラペラになるポイントになる!
これから英語がスラスラ話しているようにネイティブから
見ても自然な英語として聞こえるためののポイントは
ずばりチャンクリーディングです。
重要なのは、チャンク「文節」です。
文節を日本語と英語の違いに分けて解説すると
日本語では、「わたしはサ、英語がサ、わかりません」のように「サ」
やネで区切ったりします。関西弁だとナですか。
これに対して、英語では「主部」「述部」など意味の固まりで区切ります。
これは話し手の主観や状況によっても若干変わりますので、あまり
厳密な規則性はありません。
そこで大きなポイントについて解説します。
S/V 主語と述語で切れる
159. Her absence / disappointed me.
非常にシンプルな大原則です。
「AはBだ」「AがBした」という英文の基本構成を意識して
いるだからだろうと思います。基本5文型のところで、
「普段S+Vしか意識しない」と書いたのと共通の意識です。
Be動詞の前で切れる
94. All you need / is love. 主部/述部
be 動詞は述部を構成しますので、主部と述部の間で切れるという
ルールに従います。
動詞と目的語(V/O)はセットで切れない
I / eat a lot of vegetables.
原則として主部と述部の間で切れますので、動詞と目的語は
セットになります。
that 関係副詞などの前で区切る
She didn’t know / that he was surprised
She didn’t know / why he was surprised,
She didn’t know / how much he was surprised.
原則として動詞と目的語はセットで切れないと言いましたが
that 以下で後に続く文が長い場合は、こちらが優先されます。
この場合も、話し手の意識次第なのですが、that 以下でちょっと
長いから一息入れようかという感じです。
リスニングテクニック風に言えば、動詞の後で切れたら、
次に that 以下が来るぞと思えばいいわけです。
that が省略されても区切れる
She didn’t know / (that) he was surprised.
この文章の that は省略できます。その場合も、話し手は that
以下を意識していますので、本来that がある手前で区切ります。
まとめ
この文節が理解できれば、次のようなことも自動的にわかってこと
があります。
例えば、先ほどの文章の「a lot of ~」は、「たくさんの~」という
イディオムだと学校で習います。
I eat / a lot of / vegetables.
みたいな読み方をする人もいまが実際には主部と述部の間で
区切るのが原則ですから、「eat a lot of vegetables」はむしろ、
「eatalotofvegetables」というくらいにつなげて読んでしまうのです。
これさえ分かっていれば、ネイティブにも自然な英語として
聴こえるわけです。